研究室から現場へ。
農家に寄添う
専門家でありたい。

R&D・クラスター
石丸 梢Kozue Ishimaru
イノチオホールディングス株式会社/診断分析課
2015年入社
ここが聞きどころ! 農学部で土壌を専門的に学んだ石丸梢。
土壌や病害虫の診断分析を行うイノチオ中央農業研究所で、どんなことを考え、
どんな可能性を感じながら仕事をしているのかインタビューしました。

農業と関わる仕事をしようと思った
きっかけと、イノチオ中央農業研究所での
仕事内容を教えてください。
大学では農学部で学び修士を取りました。農業を学ぶきっかけになったのは、高校時代の先生が、あなたは興味旺盛だから農学部が合うと思う、とアドバイスしていただいたことです。そのアドバイスは的中して、基礎から応用まで領域が広い農学はとても面白くて夢中になりました。そのまま研究の道に進むことも考えましたが、現場の近くで仕事をしたいと考えてイノチオに入社しました。
イノチオ中央農業研究所では、土壌分析や病害虫診断を行っています。お客様である農家が、より高品質な農産物を作るため、また、作物が病気になった場合にサポートする部門です。その中で、私は土壌分析を担当しています。栽培を始める前や栽培後の土を預かり、成分を分析します。土は作物にとって、非常に重要な要素です。適切な肥料や土壌改良を施し、作物の状況に合った養分や酸素量を根に供給するなど、様々な管理をしなければ高品質な作物はできません。その土の管理を感覚に頼らず、データに基づいて行うために分析が必要になります。分析結果が出るとお客様へのアドバイスをまとめたレポートを作成します。

どんなことに、やりがいや達成感を
感じますか?
分析をしていると、気になる状態の土が出てきます。そんな時には、お客様のところに伺うこともあります。土以外の要因でうまく育っていない場合もあるし、肥料のやり方に問題がある場合もあります。現場で見たり聞いたりすることで、より精度の高い提案ができます。良い提案ができて、悩んでいたお客様がすっきりとした表情で納得していただけるとやりがいを感じます。また、イノチオ中央農業研究所は、より高いレベルを目指して様々な取り組みをしています。例えば、より精度の高い分析をするための体制づくりや、新たなサービス開発も行っています。自分たちで考えて変えられる自由度の高い環境にもやりがいを感じます。

農業にどんな変化を起こしたいと考えて
いますか?
大学時代に研究に携わって感じたのは、興味深い研究結果が出ているのに、それを現場で活かす道筋がないことです。優秀な研究者の基礎研究が活かされないのはもったいないので、私たちがその研究を実際の農業に活かす方法を考え、農業を発展させたいと考えています。その第1歩が、様々な地域、様々な作物、様々な症状を見て、農業の課題を知ることです。分析を超えて、より良い物を作りたいという農家の心に寄添った提案をできるようになりたいと思います。